初めてはだしのゲンを読んだのは小学校1年生の時だったわ。
確か学校の図書館で1巻を借りて来たんだと思う。

はだしのゲンの説明はいらないわよね。
中沢啓治さんが画いた漫画で、
広島に原爆が落ちた時に被爆した少年ゲンとその家族の物語よ。


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まだ7歳の小さなお母さんの胸に与えた衝撃は半端じゃなかった。 
皮膚が焼けただれた人々の描写や、 
被爆後病気になったお母さんが死んでいく様。。。



本当に、R指定って大事よ!!!
7歳の少女が見ていい漫画じゃないわよね!!!




まあ、時代的にね。今よりタブーが少なかったから。昭和は。
とはいえ、今の方がインターネットでなんでも見放題で
危険といえば危険よね。


とにかくそのはだしのゲン読んでね、作中でゲンが全編を通して
戦争の悲惨さや恐ろしさを訴えて来るもんだから、
小さなお母さんはゲンによって見事にトラウマを拾ったってわけ。

(せんそうって、怖い。。。!)
byチビお母さん

それ以来、空に飛行機が飛ぶのを見れば

(どうか爆弾を落とされませんように…!)
と、ぎゅっと握りこぶしに汗をかいて祈る日々。

せんそう、っていう言葉はお母さんの中で絶対的なタブーになったわ。
人が話してるのを聞いてるだけで、
ヒヤヒヤと不安な気持ちでいっぱいだった。


数年後、そんなトラウマデイズを過ごしていた
チビお母さんに試練がやって来たわ。

学校の教科書で
「ちいちゃんのかげおくり」を勉強することになったのよ。

そこにはチビお母さんの禁止ワード「せんそう」の文字が。。。

マジピンチきたわこれ。

(禁止ワードのことは誰にも秘密なのに。。。
皆んなで戦争のことなんか勉強したら戦争になっちゃうし、
先生に読みなさいって言われたらどうしよう…!!!)


まあ、そんなチビお母さんの心情なんてどこ吹く風で
粛々と授業は進み、お母さんは手に汗握る日々を過ごしたわ。

まったく、この子ってばクッソ繊細でめんどくさい子供ね!!




まあそれで本題に入るけど

長男が今補習校で「ちいちゃんのかげおくり」
を勉強し始めたのよ。

長男の音読を聞かされて、お母さんすっかり忘れ去ってた
トラウマデイズが蘇って来たわ。


心配…!!お母さんすごく心配!!


長男てばいきなりこんな、
小さな女の子が空襲で家族を焼かれて、
さらに1人寂しく死んでいく話なんて読んだら、

チビお母さんみたいにトラウマ拾って
めっちゃ不安定な感じになっちゃうんじゃないの?!
これってR指定大丈夫な話?!

ていうか、音読聞いててお母さんもう
ネギ切ってる場合じゃなくなってるけどやめてくれる?!

ああつらい。ちいちゃんツライ。
子供を持った今、あの頃とはまた違った味わいで辛すぎる。

相変わらず繊細なお母さんの心は悲しみでいっぱいだよ。


しかし
気になる長男の反応は、すぐに知ることができたわ。
長男の国語の宿題で
「ちいちゃんのかげおくりを読んで思ったことを書きましょう」
っていうのがあったわけ。


うんうん、それお母さんも気になる。
どんな感想を持ったの?
って読み上げて見たら。。。。



「ぼくもかげおくりをやってみたいと思いました。」




んなっ…!!!
バカなッ…!!!





そこ!?あんたその遊びに注目すんの?!
そりゃね、タイトルにもかげおくりなんてついてるくらいだから、
「かげおくりってなんだろう」って思うのはわかるけどね、
このストーリーは別にかげおくりっていう遊びを紹介してるわけじゃなくて。

っていうか、他にもっとすっごいヘヴィなこと一杯書いてあったわよね?!
体の弱いお父さんが出征するとか、
家族全員死んじゃった上にちいちゃんまで最後空にすうっと消えちゃって。。。




ねえ、あんそれ本気で言ってんの!?マジなの!?
ファイナルアンサーなのおおお!?!?



うん、どうやらまじみたい。


 でもね、何を思おうと自由だからね。
思想を押し付ける気は無いわ。

しっかしあの長男てば本当にお母さんの血ぃ流れてるのかしら?
息子なのにこんなに違うなんてびっくりだわ。
これは完全におとっつぁんの血ね。

でも良かった。
人生、繊細に生きていい事なんて一つも無いからね。

たくましくて大変よろしい!!




電子書籍になってるみたいだし、
30年ぶりに読んでみようかしら。ゲン。。。!

はだしのゲン 1【電子書籍】[ 中沢啓治 ]
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