賢者の贈り物という物語を知っているかしら?
Wikipediaのあらすじより
貧しい夫妻が相手にクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。
妻のデラは、夫のジムが祖父と父から受け継いで大切にしている金の懐中時計を吊るす鎖を買うために、自慢の髪を当時あった髪の毛を売る商人の元でバッサリ切り落とし、売ってしまう。
一方、夫のジムはデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために、自慢の懐中時計を質に入れていた。
物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。
って話。
こんな風にお互いがお互いを思いやって、
すれ違ったけど愛を確認するっていう素晴らしい物語よ。
いわば究極のサプライズプレゼントよね。
子供のころおよび若い娘時代はそんな夫婦の愛にジーンときて、
いつかお母さんもこんな風に誰かと暮らすのかしら、なんて思ったわ。
最近、ふとこの物語を思い出させるような出来事があってね。
ちょっとストーリー仕立てで語るから聞いて頂戴。
お母さんは子供たちのために週に2,3回ホームベーカリーでパンを焼きます。
しかしこの機械が微妙なつくりになっていて、
タイマーで焼き終わる10分前には出さないとカチカチに焼けすぎてしまうのでした。
なのでパンを焼いた朝は、お母さんは少し早起きをしてタイマーがなる10分前にパンを取り出して冷まさなければなりませんでした。
ところが、お母さんは時々寝坊してパンを固くしてしまいます。
焼きすぎたカチパンを前にして、お母さんはいつも
「くっそー、忘れてた!今日子供の弁当なしだよ!」
と嘆くのでした。
そんなお母さんを見かねて、パンを焼いた日お父さんはお母さんより少し早く起きて
パンを取り出して冷ましてくれるようになりました。
お母さんはそんなお父さんの優しさに感謝しました。
しかし、毎日が日曜日のお母さんが社畜のお父さんに早起きをさせて
パンを取り出させるのはさすがに申し訳ない(気まずい)と思い、
ある夜お母さんはパンが焼ける時間を20分遅らせたのです。
(これでお父さんにパンを出させずに済むし、万が一寝坊してもパンが硬くならないわ)
そう安心してお母さんは眠りについたのでした。
次の朝、遠くからお母さんを呼ぶ声が聞こえます。
「お母さん、お母さん。。。」
なんだか蚊の鳴くようなか細い声です。
「お母さん、ちょっと、ごめんね。。。」
誰かが謝っているようです。
誰かの声に起こされて目が覚めたお母さんが見たのは、
くしゃっと梅干しみたいな顔をしたお父さん。
お母さんは聞きました。
「なに、どうしたの?」
元気のない声でお父さんは答えました。
「パン。。。だしちゃった。。。」
パン、出しちゃった・・・??
( ゚д゚)ハッ!まさか!
お母さんがベッドから飛び起きてキッチンに行くと、
そこにはぺっしゃんこにつぶれてまだ白いパンがありました。
いつもより20分遅れて焼けることを知らないお父さんが、
いつもの時間に何も考えずにパンを取り出したのでした。
お母さんはぺしゃんこパンを見てワナワナとしました。
お父さんはやはり梅干しの顔でお母さんに謝ります。
そして朝からお母さんとお父さんはこうなったのでした。
お母さん
お父さん
おしまい
もとはといえば、お父さんもお母さんお互いを思いやる心から生まれた行動よ。
でもね、夫婦にとって大事なのはサプライズではなくホウレンソウね。
報告
連絡
相談
ロマンティックなサプライズは一切不要よ。
報連相 でよろしく!
そして余計な気回しはこれまた不要なのよね。
必要な時に必要なことだけしてくれて、必要なものだけが欲しい!
お母さん的な賢者の贈り物はこれに限るわ。
もし我が家が貧困にあえいでいるときに、
お父さんが金目の物を売ってぜいたく品をプレゼントしてきたりしたら
お母さんもうどんだけ怒るか想像つかない。
今回、お母さんとお父さんはロマンチックな理由で黙ってたわけじゃないんだけど、
結果的にお互いを思いやる気持ちが逆回転して悪い結果を生んでしまったのよね。
まあでも本当あやまるって大事よね。
先日のけえとさんだって誠実に謝罪してくれたらあんな風にブログに悪口書きなぐったりしないできっと許したのに。
ネタにはしたけどたぶん。
でもお父さんが申し訳なさそうに謝ってるのにそれ以上言えないじゃない。
(本当は結構言ったけど。)
仕方がないから生焼けの食パンを捨てようとキッチンに行ったら、、、
こんな姿の食パンが佇んでるじゃない
なんか、りんごみたいでかわいいわあんた。。。
思い立ってこんな風にレーズンを配置したら。。。
なんかハロウィンのかぼちゃっぽくない?!
お母さんからハッピーハロウィーン!なんつってー。
Wikipediaのあらすじより
貧しい夫妻が相手にクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。
妻のデラは、夫のジムが祖父と父から受け継いで大切にしている金の懐中時計を吊るす鎖を買うために、自慢の髪を当時あった髪の毛を売る商人の元でバッサリ切り落とし、売ってしまう。
一方、夫のジムはデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために、自慢の懐中時計を質に入れていた。
物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。
って話。
こんな風にお互いがお互いを思いやって、
すれ違ったけど愛を確認するっていう素晴らしい物語よ。
いわば究極のサプライズプレゼントよね。
子供のころおよび若い娘時代はそんな夫婦の愛にジーンときて、
いつかお母さんもこんな風に誰かと暮らすのかしら、なんて思ったわ。
最近、ふとこの物語を思い出させるような出来事があってね。
ちょっとストーリー仕立てで語るから聞いて頂戴。
お母さんは子供たちのために週に2,3回ホームベーカリーでパンを焼きます。
しかしこの機械が微妙なつくりになっていて、
タイマーで焼き終わる10分前には出さないとカチカチに焼けすぎてしまうのでした。
なのでパンを焼いた朝は、お母さんは少し早起きをしてタイマーがなる10分前にパンを取り出して冷まさなければなりませんでした。
ところが、お母さんは時々寝坊してパンを固くしてしまいます。
焼きすぎたカチパンを前にして、お母さんはいつも
「くっそー、忘れてた!今日子供の弁当なしだよ!」
と嘆くのでした。
そんなお母さんを見かねて、パンを焼いた日お父さんはお母さんより少し早く起きて
パンを取り出して冷ましてくれるようになりました。
お母さんはそんなお父さんの優しさに感謝しました。
しかし、毎日が日曜日のお母さんが社畜のお父さんに早起きをさせて
パンを取り出させるのはさすがに申し訳ない(気まずい)と思い、
ある夜お母さんはパンが焼ける時間を20分遅らせたのです。
(これでお父さんにパンを出させずに済むし、万が一寝坊してもパンが硬くならないわ)
そう安心してお母さんは眠りについたのでした。
次の朝、遠くからお母さんを呼ぶ声が聞こえます。
「お母さん、お母さん。。。」
なんだか蚊の鳴くようなか細い声です。
「お母さん、ちょっと、ごめんね。。。」
誰かが謝っているようです。
誰かの声に起こされて目が覚めたお母さんが見たのは、
くしゃっと梅干しみたいな顔をしたお父さん。
お母さんは聞きました。
「なに、どうしたの?」
元気のない声でお父さんは答えました。
「パン。。。だしちゃった。。。」
パン、出しちゃった・・・??
( ゚д゚)ハッ!まさか!
お母さんがベッドから飛び起きてキッチンに行くと、
そこにはぺっしゃんこにつぶれてまだ白いパンがありました。
いつもより20分遅れて焼けることを知らないお父さんが、
いつもの時間に何も考えずにパンを取り出したのでした。
お母さんはぺしゃんこパンを見てワナワナとしました。
お父さんはやはり梅干しの顔でお母さんに謝ります。
そして朝からお母さんとお父さんはこうなったのでした。
お母さん
お父さん
おしまい
もとはといえば、お父さんもお母さんお互いを思いやる心から生まれた行動よ。
でもね、夫婦にとって大事なのはサプライズではなくホウレンソウね。
報告
連絡
相談
ロマンティックなサプライズは一切不要よ。
報連相 でよろしく!
そして余計な気回しはこれまた不要なのよね。
必要な時に必要なことだけしてくれて、必要なものだけが欲しい!
お母さん的な賢者の贈り物はこれに限るわ。
もし我が家が貧困にあえいでいるときに、
お父さんが金目の物を売ってぜいたく品をプレゼントしてきたりしたら
お母さんもうどんだけ怒るか想像つかない。
今回、お母さんとお父さんはロマンチックな理由で黙ってたわけじゃないんだけど、
結果的にお互いを思いやる気持ちが逆回転して悪い結果を生んでしまったのよね。
まあでも本当あやまるって大事よね。
先日のけえとさんだって誠実に謝罪してくれたらあんな風にブログに悪口書きなぐったりしないできっと許したのに。
ネタにはしたけどたぶん。
でもお父さんが申し訳なさそうに謝ってるのにそれ以上言えないじゃない。
(本当は結構言ったけど。)
仕方がないから生焼けの食パンを捨てようとキッチンに行ったら、、、
こんな姿の食パンが佇んでるじゃない
なんか、りんごみたいでかわいいわあんた。。。
思い立ってこんな風にレーズンを配置したら。。。
なんかハロウィンのかぼちゃっぽくない?!
お母さんからハッピーハロウィーン!なんつってー。
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