今日は花れんのレビューをしたんだけどね。
お母さん花れんの同じモールに入ってるインド人スーパーにフラッと立ち寄ってみたのよ。

目的は何かっていうと、ゴーヤよ。ゴーヤ。

お母さん、今をさかのぼること15年前。
思うところがあって沖縄に一人旅に出たのよ。
一人旅って言っても、沖縄に高校の同級生が住んでいたから
彼女の家に居候したんだけどね。

東京の田舎育ちのお母さんは、沖縄なんて行ったことなかったし
沖縄の料理も食べたことなかったわ。

でも沖縄と来たら。。。
見るものすべて素敵だし、
食べるものすべて美味しいし、
方言すごくて何言ってるかわからないし、
確かあのころまだ海外も知らなかったお母さんは、
初めて自分の生きてきた文化と違う文化を垣間見た時だったわ。

かわいい子には旅をさせろって、あれ本当よね。
まあ、お母さんは絵にかいたようなかわいくない子だったせいか、
だれに推されるわけでもなく自主的に旅に出たわけ。

結果沖縄で過ごした1か月はすごく刺激的で、
だから何ってことはないんだけど、井の中の蛙の世界をちょびっと広げたし、
今でも那覇で過ごしたあの時のことはよく覚えているわ。

あの時またすぐ来ようって思って那覇の空港を後にしたけど、
結局15年たった今もまだ沖縄には行けてないわ。

ああ沖縄って素敵。また行きたい。
ちなみに北海道にも同じ思いを馳せているわ。
地元の東京や埼玉にはあんまり望郷の思いはないのに不思議よね。

日本て本当に素敵。北に南にあんなに文化も気候も違う島を所有してるなんて。
ああLOVE JAPAN。コロンバスもLOVEだけど。

まあ要はゴーヤを沖縄で初めて覚えたってことなんだけどね。
その時友達にゴーヤの食べ方を初めて教わったわ。

縦に半分に切って、種と綿を取り除いて、塩でもんで、洗って炒める。。。
スパムミートもその時初めて見たし食べたわ。

正直あの時友達がゴーヤの食べ方を説明してくれた時に

「めんどくさい。そこまでしてこのボコボコの野菜を食べたいと思わない。」

とか生意気な口きいてちょっと気まずくなったわ。
味もなんか苦くてあんまり好きになれなかったし。

ごめんねTちゃんクソ生意気な小娘で。
謝るからこれからも友達でいて頂戴。

でもこれがなんか知らないけど年々ゴーヤの苦さが好きになって好きになって、
アメリカに来ても時々ゴーヤの苦さを思い出しては恋しくなり。。。

しまいには中毒的にゴーヤの苦さが食べたくなるわ!
なんなのゴーヤって?!

苦いモノって中毒性あるっていうけどあれ本当よね。
コーヒーもそうだし、たばこもそう。

苦くてなにがおいしいの?って思うけど
癖になると無性にほしくなるのよね。

まあそんなわけでゴーヤを探してたんだけど、
こっちで売ってるイマイチぼこぼこ加減が甘いゴーヤあるじゃない?
ヌルボコなやつ。あれはね、ちょっと苦さも歯ごたえも物足りないのよ。

でもいつもいく中華スーパーにはあれしかないし、
仕方なく買ってたんだけど。

なんかふと思い立って、
インド人ならあの本場ボコボコゴーヤ食ってんじゃねーのか?
って思って、勇気を出して花れんのモールに入ってるインド人スーパーに足を踏み入れたわ。

そしたらあなた、あのスーパー臭いのなんのって、
次男臭くてえづくしくせーくせー騒ぐし大変よ。

中華スーパーも独特のすごいにおいはなってるけど、
インドスーパーもなかなか負けてなかったわね。

でもお母さんは全然余裕だったわよ。
あんなにおいくらいなんでもないわ。アロマみたいなもんよ。
オイルにして売りに来なさいって感じ?買わないけど。

しかも音楽はバンバンインドミュージックだし。
全然何言ってるかわからないしもちろん。

踊るマハラジャ思い出してお母さんも親指と人差し指で丸作って華麗に踊りだしたくなったわ。
さすがに我慢したけどね。

また話しそれたけど
それでボッコボコのゴーヤはお母さんの予想通りこのインドスーパーにあったわけ。
それで見事ゲットしたわ。3本。

そのゴーヤで夜ゴーヤチャンプルを作ってみたのよ。
コストコで買ったスパムと一緒に。

調味料は一切いれずにスパムのしょっぱさだけて炒めてみたわ。


そしたらあなたこれが美味いの美味くないのって
沖縄のあの店のゴーヤチャンプル思い出してまず気持ちが甘酸っぱくなってブログ書きだしちゃったわ。

ついついワインも出てきたわ。


沖縄、故郷じゃないんだけどお母さんの若かりしあの日を思い出す大好きな島。

あー、BEGIN聴きたくなってきたわね。
ちょっと、島んちゅぬ宝聞きながら涙でさらにしょっぱくなったゴーヤチャンプル食べるわね。