お母さんてばおませな子供だったからね、
初めてピアスを開けたのは14歳の時。

自分で、安全ピンで、ブッスーっとね!

まったく、あれってもうおませとかじゃなくて、
自傷行為に等しいと思うわ。
14歳ってほんとバカ。まさに中二病全開だったあの頃。

今のように自由な世の中でもなかったからね、
先生に呼び出されてめちゃめちゃ怒られるわ親にはめっちゃ怒られるわ
ほんとろくなことない。
ってたぶん今でも14歳のピアスは許されてないわよね。

耳痛いし、ピアス買うお金とかまだ持ってないし。
なんなの?なんだったの?

その後も気が向いたときにまた自分でぶっすぶっすと開けて、
気がついたらお母さんの耳には合計7個の穴が。

嫌ね~!若いって嫌ね~!

そのピアスの穴たち、
自分で開けたもんだから場所もずれてるし穴の位置も前後でずれててピアス付けにくくてね~。
大人になってからずっとピアスの穴をなんとかしたいって思ってたのよ。

だけどね、無鉄砲なおバカ14歳と違ってね、
怖いのよおばちゃんは!
しかも自分でぶすっとやったことしかないじゃない。
痛いわけよ。ピアス開けるのは。めっちゃ痛いわけ。失恋した勢いとかないとできないわけ。(泣

だからピアス開けたいって思い始めてからすでに数年の月日が流れてしまったわ。

それだのになぜかある日突然

「あ、今日ピアス開けよう」

って決意してその足で近所のモールに行ってきたわ。


Icing at tuttle crossing mall
Dublin
5043 Tuttle Crossing Blvd..


実はこのお店にも何度もピアスを開けに来たことがあるのよ。
でも怖くて開けられなかったのよね。

全開見に来たときはやっと座れるくらいの赤ちゃんがママに開けさせられてたわ。
お母さん、赤ちゃんがどれくらい痛がるかチェックしたくて
しばらく見てたらママに怪しい人だと思われてね、

「は、ハロー」

って挨拶までしたわ。
怪しいわ!

でもどうしてもどのくらいいたいのか見たいからちょっと遠くからまた見てたんだけど、
ママがマジでにらんできたからすごすごと退散したのよ。

結局開けるところは見れなかったのよ。

あのあと赤ちゃん泣いたのかしら。。。?
痛いのかしら。。。?

そんな苦い経験があったのもあってね、
迷ったり怖気づく前に鼻息を荒くして店員のお姉さんに声をかけたわ。


「I am going to make a pierce holl!」
(私今からピアスの穴あけっから!)

ってね。英語あってるかわからないけど一発で通じたわよ。

店の軒先にあるピアス開け台はこんな感じ。
ここで今ブスッと開けてくれるのね。


つけるファーストピアスを選んで。。。


いくつかの書類にサイン


そしたらもうすぐにやるのよ!

バッチーんとね!!



うん、感想はね、

もうぜんっぜん痛くなかったわ!!
全然よ?まあ、確かになんかを耳に挟んだような感覚はあったけど、
安全ピンで気合入れてオリャー!ってやるのとか本当にバカだと思うわ。

プロの人がピアッサーで開けてくれるの最強だから。
開けた後もまったく痛くないわ。

ただね、お母さん耳たぶを触ったり引っ張ったりする癖があってね、
ピアス開けたの忘れて引っ張っちゃったりすると悶絶よ。

でも、やってよかったわ~!
お母さん、一番シンプルで安い金の玉を選んだんだけど、
こんな小さなピアスでも、耳についてるととっても気持ちが華やかになるわ。


今回ファーストピアス、ピアスの穴あけ、消毒液。
全部込みで48ドルくらいだったわ。
相場はわからないけど意外と安くやってくれるものなのね。

ピアスの穴ができるまで半年くらいかかるって言われたから、
来年になったらいろんなピアスが楽しめるわ!

お母さんもうアラフォーだけど、乙女心は14歳の頃と同じよ。
ピアスの穴だけで心がときめいてるわ~!