先日学年末を迎えた息子達。

一年間で、学校からいろんなプリントやら作品やらを持って帰ってきたわ。
いつもそれを引き出しにポイと入れるんだけど、
さすがに一年に一度は整理しないと次の年を迎えられないのよね。

そこでお母さんちょこちょこと整理を始めたんだけど、
長男がキンダーの頃に書いたと思われるノートが出てきたわ。


My friends at school 学校の友達


クラスメイトを紹介する冊子を作ったのね。
なんの絵?虫?

どれどれまず一ページ目は?

Alex


この子はプリスクールが一緒だった子だわ。
確か長男が「僕のこと覚えてる?」って聞いたら、
「知らない、君なんて友達じゃない。」

ってばっさり言われちゃったって長男言ってたわ。
Alexめ!

2ページ目
先生

うんうん、いい先生だったわね。
若いのにしっかりしててマッチョで優しくて。
長男も大好きだったわ。絵も似てる。

3ページ目
ポケモン

もう二次元のお友達でてきちゃうの?!

4ページ目
fOROG?フロッグのことかしら?


お母さん、見ているうちにだんだん長男の心の声が聞こえてくるようだったわ

5ページ目
「めんどうになってきちゃった」


6ページ目
「だって僕、英語わからないし」


7ページ目
「友達なんていないよ」


8ページ目
「寂しいけどどうしたらいいかわからないし」


9ページ目
「友達ノートなんて」


10ページ目
「書けないよ」


11ページ目
「............」


クラスメイトの数だけページは続いてるけど、あとはずっと白紙。


表紙の絵


よく見たら

悲しそうに泣いてる子供が2人。


長男、結構つらい思いしてたのね。
お友達をたくさん作るって張り切って学校に行きだしたけど、
思ったより苦戦した一年だったわ。

このとき、友達じゃないけど知ってる子がAlexしかいなかったのね。

今の仲良しのR君に初めて話しかけてもらえたときのこと、
今でも時々口にするわ。
「R君が話しかけてくれて僕は今の4人組に入れたんだ」ってね。

本当にうれしかったのね~。

長男、言語の問題もだけど、相手が日本人でもなかなか自分からいけないタイプだったのよ

でも今は彼なりに荒波にもまれて、
どんなところへ行ってもそれなりにやっていけるようになったわ。

だからお母さん長男がへなちょこだった頃のこと、忘れてた。

我が家は日本へ必ず帰るし、その後だってきっと転勤がある。
これから何度も一人ぼっちを経験するだろうけど、
この調子で自分で切り開いていく力をもっともっとつけていってほしいわ!

今年からは次男が学校へ行きはじめてるわ。
きっと同じようなことがあると思う。
でもきっと乗り越えられるわ!

こどもたちよ、がんばるのよ!