夏休みって言っても、先月の４連休のこと。



４連休もあったってコロナだしね。
旅行に行けるわけでも
友達とパーッと飲んだりできるわけでもない
ただ仕事がないだけの日々。



お父さんは長期出張で
だいぶ前から見かけてないし
息子たちはもういい年だから
公園連れてったりするわけでもなく



お母さんは一人で
自由〜に過ごせるんだけど
何でもできるようで何もできない
なんだか不自由な４日間。



こうなったら
ずーっと気になってた
あそこに行くことするわよ！



普段は週末は絶対に電車に乗らないけど
今日は地下鉄に乗って。。。
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原宿ラフォーレ前に参上！
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懐かしいわねラフォーレ。。。
高校時代、バーゲンになれば
友達とラフォーレに行ったりしたわ。
バイトでためたお金握りしめて
ヒステリックグラマーの
キャミソール１枚買ったら
もう帰りのきっぷ買うくらいしか
お金なくなっちゃうんだけど
それでも嬉しかったわ。。。



ああ、90年代青春のラフォーレよ！



向かうは青山。



エルメス通って〜
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バーバリー抜けて〜
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お母さんのバーバリーの思い出といえばこちら



ルイースヴイットンスルーして〜
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表参道ヒルズを横目に通り過ぎて〜
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まだまだ表参道歩いて〜
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マジ、遠い。
超絶、暑い。
そして人が溢れかえってる。
早い時間に来たから
まだ空いてるかなと思ったけど
ちょっとまずかったかなと思うほど、
表参道は若者でごった返してたわ。



そんな大都会を抜けてお母さんが向かったのは



青山霊園
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そう、墓。セメタリー。



しかもこの青山霊園、
初めて電車と徒歩で来てみたんだけど
すぐ近くに全然関係ない小さい霊園があって


お母さんそっちの霊園で延々１時間
歩き回った挙げ句
グーグルマップ見て
「は？これ青山霊園じゃないし！
ふざけっ！」
って気がついて
青山霊園にやっとの思いでたどり着いてから
霊園事務所に行くまで３０分
その後目的の墓にたどり着くのに３０分



36度の炎天下の中2時間以上も歩き回って
まじあのままではお母さんが
青山霊園に眠ることになりそうだったわ。
いや現実的に
あんなすごい墓場になんて眠れないけど。




足の感覚が無くなりそうになりながら
霊園事務所で桶と柄杓を借りて
水の入った桶をぶら下げて
小さいお花と小さいお酒、
小さいお菓子を持って



やーっとのことで
12年前、32歳で死んじゃった
友達のN谷くんのお墓に辿り着いたわ。




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若くして死ぬって、ホントだめ。



彼とは超スペシャルな関係ではなかったけど
誰よりも早く逝っちゃったもんだから
特別待遇でお母さんの心の一部屋に
ずっと住むことを許してるのよ。



他にお母さんの心に住むことを許してるのは
小5のときに死んだ
超仲良しだったおじいちゃんだけ。



さっき歩いた表参道の道。
生前の彼と友達みんなでベロベロに酔いながら
ゲラゲラ笑って千鳥足になって歩いた道を
今は彼のお墓参りに歩くなんて



そんなのほんとに、ほんとにダメ。



お母さんは
神も仏も魂も信じない
死んだら無！
っていう、罰当たりな人間だから
お墓に来たってなんにも意味なんかない
って思ってる。



でも、お墓に行くまでの道で
彼とのバカな思い出を思い出して
涙がポロポロ止まらなかった。
汗拭くふりして涙拭いたわよ。



その時間こそが
故人を偲ぶんだって思ってる。



おかげで汗と涙と鼻水で
脱水症状起こしそうになったけどっ！



しかし青山霊園ってすっごーく広くて
住所まであって、
駅からやたら遠くて
そんでもって



この時期蚊がパネェの！



そんでこの蚊がまたワイルドで
ジーンズの上からでも容赦なく
刺してきよって
そりゃあもうかゆいかゆいったらないわけ。


考えてみたら
お盆にお墓参りなんてしたら
蚊の餌食よね！？



来年のお墓参りは冬に行くって決めた。
蚊って秋になってもしぶとくいるもの。



もしくは秋。
秋になったら青山は紅葉が綺麗だものね〜！



さー次は
おじいちゃんを偲びに行くわよ〜！



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