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お母さんね、息子たちが
日本の小学校に通い始めてからというもの、
彼らが不憫でならないわ。


かつては家のガレージから
ほとんどからっぽのリュックをしょって
学校の玄関のドア前まで
車で送迎付きだったのよ。


たぶん通学での徒歩数は
20歩くらい。


スクールバスの子たちだって
家の前もしくは家のすぐそばの
バス停から学校までバス。


時々例外で、車のない家庭で
かつ学校から自宅が近すぎる子は
親と一緒に徒歩で登校してたけどね。


でも荷物は軽いし親が一緒だからね。


お母さんに言わせてみれば
オハイオの子どもたちなんて
全員花より男子のF4みたいなもの。


金持ちで送迎付きで親に常に守られてる。
そんな小学生ばっかりだったのね。


戦争に勝つってこういうことか!
って敗北感に打ちひしがれるわ。


それがあなた。日本の小学校ときたら!


まずランドセルの重いこと。
ランドセル自体の重さに加え
教科書ノート文房具を詰めて
死ぬほど重いのね。


それに加えてあのしょいにくさ。


次男なんて毎日ランドセルの肩ベルトが
食い込んで、皮膚を真っ赤にして帰ってくるわ。


さらに荷物は
上履き入れ
給食袋
体操着入れ
水筒(1リットル!)

時々
習字道具
絵の具セット
メロディオン

などが加わったりして
小さい体に
背中と両手いっぱいに持って


車がギュンギュン通る道に
50センチもないような歩道を
1列になって無言で集団で登校してる。


今日なんて
ドライバーズシートまで横殴りの雨で、
ワイパーきかないハリケーンなのに
ビニール傘さして
死ぬほどダサい通学帽子をかぶって
ビチャビチャと靴音立てて登校してったわ。


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学校着く頃には靴下までビショビショで
一日中気持ち悪い思いするんだろうなぁ。
かわいそうに。。。


こんなの、大人だってしんどいでしょ。


こんな姿の子供
オハイオでは一度も見たことないわ。


長男は小学校5年生だから
まあいいとしても
まだ8才の次男には
とんでもなく過酷だと思う。


更にいうと
次男は8才にしては体が大きいから
まだ見ていられるけど
その辺で見かける1年生らしき子たち!


まだすごーく小さいのに
背中も両手も荷物いっぱいにして
死ぬほどダサい通学帽かぶって
危ない歩道を歩いて


一人で帰ってきてる!


なんてことなの?!
家まで荷物持って送ってあげたい!


見てるのがしんどいわ〜(;´Д`)


お母さんも日本でこういう生活を
30年前にやってたはずなんだけど
大人の立場から見ると
信じられない過酷さに見えるわ。


なんでこんなことさせるのかしら?
教科書やノートなんて
学校に全部おいておけばいいじゃない。
宿題のぶんだけ持って帰るとか。


だいたいなんなのランドセルって?
まず値段が高いし、重いし、
たくさんはいらないから
手提げが必須になるし。


すごく効率が悪くて
使い続けてる理由がわからないわ。


スポーツタイプのリュックなら
値段が安いし、軽いし荷物全部入るのに。


お母さんがアメリカから帰ってきたから
こんな風に感じるのかしら?


普通に日本にずっと住んでても
多くの母親たちがあの姿を見て
子どもたちを不憫に思ってること無い?


それとも、
こういう過酷な日々が子どもたちの
忍耐力を養うっていうスタイルなのかしら?


だとしても!


小学校低学年の子どもたちに
あの荷物の量は過酷すぎると思うわ。


それより何が嫌って。


そんな哀れな息子たちを
朝見送った後よ。


今までなら
あーやっとお母さんの安らぎタイム(о´∀`о)


ってゆっくりしていられたんだけど
最近じゃ、お母さんだけが
ぬっくいベッドに戻ることに、
ひじょーーーに罪悪感を覚えるわ。


なんだかすごく悪いことをしてる気分になって
全然ゆっくりできないのよ!


もうのんびりタイムが楽しくないから
働こうかしら。


よし、ぬっくいベッドの中で
求人情報を検索しよう。


そしたら罪悪感なく
ぬくぬくできる気がするわ〜(о´∀`о)



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