先日、子供たちの日本語補習校の学年が修了したわ。

一応修了式のセレモニーがあるから
お母さん頑張ってママスーツも揃えた。

アメリカにママスーツって本当になくてなくて
これから揃える人たちも
日本から持て来ないとすごく苦労すると思う。

子供のセレモニー控えてるお母さん、
ぜひ日本でスーツをそろえてくることをお勧めするわ。

お母さんもう、ショッピングモールとか
ネットとか3か月くらい探し回って、
やっーと見つけたわ。

White house Black Marketにあった。

ここはシックな服が結構そろってるから
スーツも何種類か置いてあったわ。

もしスーツを探すことがあったら
良かったら参考にして頂戴ね。


そうしてスーツも揃えた修了式の前夜、
お母さんは一人ベッドの中で物思いにふけってた。



いよいよ明日は次男も小学生になるのね。。。
あのおチビちゃんが。。。

それに長男も、こないだ入学したと思ったら。。。
月日が流れるのは早いわね。。。
でも無事にここまで育ってくれて何よりだわ。

そうだ、二人とも通知表持って帰ってくるのね。
そういえば以前どっかの先生が言ってたわ。

通知表を持って帰ってきただけで100点!ってね。
そうよ、それで行こう。
2人がどんな成績だろうと、
無事に成績表をもらって家に帰ってきてくれたら
それだけで十分だわ。。。



そんな風に母としての想いを巡らせながら
修了式の前日は眠りについたわ。


そして当日、お母さんは張り切ってスーツを着て、
修了式に無事参加。

特に感動の涙はなかったんだけど
次男と一緒にちゃんと写真も撮って
充実した気持ちで一日を過ごすことができたわ。

修了式が終わったら、
お母さんは息子2人を連れて家に帰ることに。

子供達は、今の学年のクラスとお別れする寂しさと
次の学年に向ける期待で若干興奮気味よ。

そんな長男と次男を車に乗せて
お母さんたち3人は車で補習校を後にしたわ。

走り出してしばらくして長男がこう言うじゃない。

「お母さん、僕は今回結構いい成績だったよ。
後期は頑張ったからね!」

と。

そうかそうか、えらいえらい、と思いつつ、
お母さんの心には、昨夜の
 
成績表を持って帰って来ただけで100点!

という言葉が残っていたわ。

そうよ、こうして無事に学年を修了して、
頑張ったよ!って言ってくれるだけで充分よ。

そんな広い心で目を細めて長男を見つめるお母さん。
とはいえね、当然通知表はちゃんと見せてもらわないとね。

本人がいいって言うんだから、
どんなもんだかお母さんとっても楽しみだわ。
 
長男も早く見せたいようでランドセルを早速ゴソゴソ、、、

(*´ω`*)
ゴソゴソ、、、
 
(*'ω'*)
ゴソッ、、、?

(;´∀`)
ゴ、ゴソゴソ、、

(゚Д゚;)
ゴゴゴゴ、ゴゴソゴソ、、


。。。。。


なんかいつまでたっても通知表出てこないわけ。

 
「ちょっと、
いつまでごそごそやってんのよ?!
早く出しな!」
 

お母さんてば短気なもんでつい急かしちゃったわ。

そんで何やら焦った様子で
さんざんランドセルをゴソッた長男は
ルームミラー越しにお母さんの顔を見つめると 

ドヤ顔でこう言い放ったわ。



(゚Д゚)
「お母さん、俺はクソバカだわ。


 
通知表、ないわ。」






は?
IMG_8663
ショックのあまり食パンになるお母さん。



アホか。あんた本気で言ってんの?
学校出た瞬間通知表なくすって。。。

「ちょっと冗談でしょ?
お母さん探してやるから貸しな!」

そう言って、車を路肩に停車して
長男のランドセルひっくり返して通知表を探してみたけど。。。


マジでないし




この、、、



この、、、



このぉぉぉぉぅぅぅ




アホンダラがっ!!!





お母さんが広い広いまるでスカイのような
もしくはオーシャンのような心で
通知表持ってきただけで100点くれてやろうっつってんのに
持って帰っても来れないなんて


(;゚Д゚)「あんた、0点だわ!」

 
思いっきり罵ってやったわ。
お母さん40年生きててそんなバカ見たことない。


家に帰った後も、車の中もランドセルの中も
もう一度探したけど
どう頑張っても出てこないわけ。

学校に問い合わせても落とし物にはなさそうな雰囲気。
隣の席に座ってたお友達に聞いてみたけど
間違えて持って帰ってきてないようだし。


これはなくしたね。
もう出てこない予感。


どうでしょうかこの残念な息子は。

母ちゃん情けなくて涙出るわ。






ところが!



3日後。
なんと長男の通知表を間違えて持って帰ってしまった
クラスメイトの親御さんから連絡が!!
うっそマジ、めっちゃうれしい!

早速引き渡していただいて
長男の通知表は無事お母さんの手元に届いたってわけ。

長男が自分の通知表を確認して

「ほらお母さん、成績いいでしょ?!」

って得意げに言ってるから

「オウオウ、よく頑張ったね!」

って言ってあげたけどね。

でもね、成績以前の問題よ。
長男の机の上っていつも散らかってるし
現地校のバックパックの中もプリントやら
なんかでカオスだし。 

100万回、机の上を片付けろ!って
怒鳴られてもぐちゃぐちゃだし。

4年生になる前に、軍隊形式で整理整頓を
教え込む必要があるわね。


まあでも、
無事に生き延びたからやっぱり100点あげようかしらね。


通知表を持って帰ってきただけで100点!

今後はこれを改めて

生きてるだけで100点満点!

おい息子達よ、
お母さんこれ以上はハードル下げられないから。


覚えときな!






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