え、皆既日食の話題っていつの話?
って思ったあなた、


正解!


ちょっと話題が古いんだけど聞いて頂戴。
お母さん感動したからね。



皆既日食がオハイオでも見られるっていうのは、
子供らの学校からの連絡で知ったわ。

「Solar eclipsが見れるから眼鏡を用意するから 
なんちゃらかんちゃら。。。。」

ってメールが何度か来てて、

知らない単語が並んでたからめんどくさくて
見て見ぬふりしてたんだけど、

どうやらFacebookでもアメリカ人達が
眼鏡を買うだの、眼鏡が売り切れてるだの
騒ぎ始めたもんで、何事かと思ってようやく日食を知った次第よ。

でもその皆既日食の日は子供たちの初登校日だったもんだから
お母さん、気持ち的にそれどころじゃなくて

「へー」

で終わらせてたわ。


でもその当日の朝になって、お友達から
日食眼鏡がもらえるイベントを教えてもらったのよ。

無事に子供たちを送り出して、3か月振りの自由が始まった瞬間、
お母さん俄然皆既日食を見たい気分になったわ!

お友達の情報によると、どうもコロンバスの図書館で
日食眼鏡を無料配布するとのこと。

図書館なら我が家の超近所にあるし!
行く行く~!もらいに行く~!

というわけで行ってきたわ。


ここ、近所の図書館だけど
いつもは閑散としていてほとんど人がいないのに、
この日は駐車場も満車ですごい人だかりよ!

12時から眼鏡を配りだすって言うから10分前くらいに
もらいに行ったんだけど、すごい人で飛ぶように眼鏡はなくなり、
予定時間の12時には眼鏡なくなってたわ。。。

やっぱり早めの行動って大事ね!!

しかも、一緒に見ようと思って別のお友達に声をかけたから
彼女のぶんももらおうと思ったら、
配ってる図書館の人が

「一人1個よ!絶対よ!一人1個よ~!」

って叫びながら配ってるもんだから、
いくらお母さんでも「ワンモアプリーズ」って言えなかったわ。

というわけで、1個だけで無事に手に入った日食眼鏡。


この眼鏡ってば、太陽の光以外はなにも見えないのね。
これつけて歩いたらなんにも見えない。超危険。

日食が始まる2時くらいにお友達がお母さんの家に来ることになったから、
お母さんちょっくら準備することにしたわ。

眼鏡のね。

得意のクラフトで、この1個の眼鏡を二つに増やすわよ~!

まず眼鏡のレンズ部分だけを切って、

家にあったサングラスの片方のレンズに貼る
そして反対側のレンズにはその辺にあった厚紙を切って貼る

そして。。。



1個目


そしてもう1個



じゃじゃーん!



できたわ。
これで片目ずつだけど無事に日食眼鏡を二つ用意できた。

え、貧乏くさい?


片目見えれば十分でしょ?!


この眼鏡が出来上がったころにはすでに日食は始まってたみたいなので、
早速見てみたら。。。


なんか太陽かけてるし!!


やだー本当に月と太陽が重なってるじゃなーい!

お母さん一人で大興奮よ。

家の前に椅子をだしてしばらく日食を楽しんだわ。


そうこうしてるうちにお友達もやってきて、
2人で太陽を見始めたんだけど、

なんか曇ってきたじゃない、今いいところだったのに。


雲に隠れちゃったけど
よくよく見てみると、太陽は三日月のような形になってたわ。


そしてピークと言われる2:30頃、
上空にはヘリコプターが何度も旋回


木々がざわざわし始めあたりは暗くなり、
鳥が山へ帰るがごとく騒ぎ始めて。。。


太陽もあと少しで消える。。。



ちょっと、なにこれ不気味なんだけど。
ベヘリット来る。。。!!

お母さんは日食といえばベルセルクなんだけど、
意外とベルセルク知ってる人いなくてちょっと寂しいわ。


まあでも当然、なんも心配する必要もなく、
あたりはちょっと暗くなって、その分ちょっと涼しくなって、
なんだかストームの前のような天気だねー、って感じで終了だったわ。

夜になってテレビジャパンで見たんだけど、
テキサスの方ではあたりが夜みたいに暗くなったのね。

すごいわ皆既日食!


子供達も学校で日食を見たり勉強したりしたみたいで、
あのへんな眼鏡をかけながら興奮気味に色々と教えてくれたわ。


お母さんにとっては一生に一度かもしれない
皆既日食、本当に見れてよかった。




帰ってきた長男がお母さんお手製の眼鏡を見つけて訪ねてきたわ。

「お母さん、これ、、、どうしたの?」

「ああ、眼鏡が1個しかなかったから2個に分けたのよ。」

「。。。。お母さん!これだよコレ!僕が欲しかったのは!

この日食眼鏡、ぶかぶかで手で押さえてないと見れないし、
太陽絶対見ちゃいけないからぎゅっと抑えて大変なんだよ!

これならかけてそのまま見れるよ。。。!
おい、次男、これを見ろ!」

「・・・お兄ちゃん!これでもう一回太陽見に行こう!」

なんて言って、片レンズの日食眼鏡をもって、
もう終わってる日食を見に2人で玄関を飛び出していったわ。


そう、コレ、すごく良いみたいよ!