次男は毎週土曜日に、ちびっこサッカーリーグでへなちょこサッカーをしにいってるわ。
とはいえ、5歳とは思えないような上手なプレーをする子も結構いて
早くも次男のどんくささが浮き彫りになっちゃってるんだけど。

でも本人は楽しいみたいだからそれでいいの。
お母さんも、ちびっこたちが一生懸命ボールを追いかけてる姿がかわいくてね。
毎週次男と二人でサッカーに行くのを楽しみにしてるわ。

お母さんはサッカーってやったことないから知らなかったんだけど、
ユニフォームを着るときに、あのハイソックスの下にはシンガードって言って、
すねを守る板のようなものを入れなきゃいけないのね。

こういうの


一度これを忘れちゃったときに審判の人のチェックがあって、
ないなら出場できないって言われたことがあったくらいだからとっても大切なアイテム。

だからそれ以来必ずトランクに乗せておくようにしていたのよ。
でも先日、いざ試合に来てみたらシンガードが一つしかないじゃない。

えーとうしようかしら?今から取りに戻ったらもう試合終わっちゃうし、
買いに行く時間もない。。。
次男に聞いてもどこにあるか全然わからないっていうし。。。

ちょっと、困ったわね。
お母さん悩んだわ。

どうしようかしら、どうしようかしら、

ぽくぽくぽくぽく、、、


チーン


きたわ。


お母さんひらめいたわ。
トランクの中にあるものを使ってシンガードを作るわ。



これ、サッカーのスパイク、箱ごと積んであるじゃない。




これの~、箱を~、破いて~




それっ!




そしたらこれを~次男の足に装着ぅ~




反対の足はこの通り本物が




はい、これにハイソックスをかぶせてしまえば。。。
やだ完璧すぎる。。。




これを見てまさか片方の足は段ボールをちぎって詰めてあるとは、誰にもわかるまい。
これでお母さん、原始人の称号を得たわ。
ないものは作る!ってね。

お母さん
「どうよこれ次男。お母さん天才じゃない?」

次男
「。。。こんなことしていいの?」

お母さん
「ダメ?」

次男
「知らないよ。。。恥ずかしい。。。」

お母さん
「やかましわ!なにが恥ずかしいの!
だいたいあんたこないだシンガード持って空中の見えない敵と戦ってたでしょ!
絶対あの時どっかになくしたのよ。」

次男
「・・・」

そう、先日シンガードを片方おもちゃにしてたのは次男。
本人も自覚があるせいかこれ以上ぐずらずに試合に出て行ったわ。

もちろん審判のチェックも入らず無事試合は終了して、
まんまとだませたってわけ。

途中、シンガードがずれてコーチに直されそうになった時は肝が冷えたけどね。
引っこ抜かれて段ボールがばれたら一生笑われるわ!か、怒られるわ。

こんなことしてたら教育によくないかしら?
まあいいわよね。