最終出勤日の前日
お母さんはヨックモックにいた。
明日会社の皆さんに渡すお菓子を買うためにね。
お母さんはいつもヨックモック。
なぜならヨックモックが大好きだから。
渋谷のデパ地下にもね、
いろんなお菓子屋さんがあったから
働き始めてからしばらくは
そりゃ〜うれしくて色々食べ見たけど
結局ヨックモックが一番美味しいな
って思ってから
大事な人にはいつもヨックモックよ。
そんなYMのながっぽそいクッキーと
皆さんへの一言メッセージカードも買って
夜にはカードも書いて
(ああ、明日で最後なのね。。。)
なんてちょっぴり感傷にふけりながら
眠りについたわ。
野口さんの無茶振り業務で
疲れ果ててベッドに入ってから秒で寝たけど。
そしてついに来た最終日。
いつもと何も変わらない一日の始まりだけど
実はこの日常は今日でおしまい
っていう、こういう日はいつも
さよならだけが人生だ
って思うわ。
引っ越すたびにこの気持よ。。。
お菓子とカードといつものバッグを持って
いつもの時間の電車に乗って会社に向かった。
オフィスについて最後の
「おはようございまーす!」
を言って、席についた3秒後
お母さん叫んだから
「ダー!!!」って。
今まで落ち着きだけが取り柄でやってきたのに
最後の最後で猪木登場。
野口さん、邪眼の日野さんが
驚いてなんだなんだとこっちを見たわ。
ハイレベルスルースキルをもってしても
さすがに猪木の叫びはスルーできなかったみたいね。
どうしてお母さんが
最終日の朝にダーってやったかって言うと
ヨックモックを電車の網棚に忘れてきたから。
だってさぁ!
電車混むからさぁ!
邪魔かなって思って網棚に載せちゃったの!
電車降りる3秒前まで
ヨックモックのこと覚えてたんだけど
電車降りる寸前に
ワイヤレスイヤホンが落っこちそうになって
空中キャッチした瞬間
完全に忘れちゃったの!
もうやだー。・゚・(ノД`)
突っ伏してわんわん泣きたいわ。
でも、
不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと
心を燃やさないと。
歯を食いしばって前を向かないと。
私が足を止めてうずくまっても
時間の流れば止まってくれないし
共に寄り添って悲しんでくれない
ってあの人も言ってたし
とりあえず渋谷駅に電話したわ。
それから乗ってた電車の終着駅に電話して
調べてもらって折り返してもらって
30分後、
お母さんのヨックモックが
終着駅の横浜のさらに果てに
流れ着いていたことが判明。
えーん。゜(´Д`)゜。
でも、見つかってよかった。。。
横浜の更に果の駅の駅員さんに
100回お礼言って、後で取りに行く約束をしたわ。
そんなわけで最後
挨拶のお菓子もないけど
社員の皆さんに順番に別れの挨拶を済ませた。
山田君の時に恐ろしいほどのドライさを
見せつけられていたから
お母さんになんて目も合わせてくれないんじゃないか
って覚悟してたけど
まぁ、派遣のおばちゃんだからね。
なんにもしがらみもないし
皆拍子抜けするほど
優しく温かい言葉をかけてくれて
コロナが落ち着いたらまた会おうね。
渋谷に来たら遊びに来てね。
って言ってくれたのが
社交辞令でも嬉しかったわ。
餞別にかわいいクッキーももらって
最後の最後、野口さんと社長と
3人で涙と笑顔のお別れをしたわ。
そしてオフィスを出た瞬間思ったことは
(もう転職はしたくない!。゚(゚´Д`゚)゜。)
だって寂しいもの。
もうこんな思いしたくないわ。
みんながスーパードライでも
野口さんが鬼でも
社長が無関心でも
今思うとすべてが愛おしいってものよ。
オハイオから帰る時も
こんな気持だったわぁ
お別れなんてこれでしばらくないだろうって
あの時思ったのに
わずか1年半でまたお別れだなんて。
でもね、いつまでもジメジメしてられないわ。
だってお母さんは次の仕事が待ってるし
それよりなにより今は。。。
ヨックモック取りに行かなくちゃ。
ってことで気を取り直して電車に乗って
はるか遠い駅まで取りに行ってきた。
壁にプロジェクター?かなんかが写してあって
やたら近未来な駅だったわ。
ここでみどりの窓口てきなところに行って
ヨックモック知らんかね?
って聞いたら、すぐでてきた。
ここでまた駅員さんに100回くらいお礼を言って
せっかくだから下車して散歩でもって思ったけど
こんなご時世だし自粛してそのまま
とんぼ返りすることにしたわ。
そして次の日、宅急便で会社宛に
ヨックモックを発送して本当におしまい。
毎度のことだけど、別れって一瞬よね。
もういつもの電車に乗ることもないし
オフィスに行くこともない。
野口さんと社長とは
いつかまた会うかも知れないけど
他の人達とはもしかしたら永遠のお別れ。
だって、学生時代からそうだもの。
今までお別れした人たちの99%は
そのまま二度と会うこともなければ
連絡先も知らないままだもの。
そんでそれを寂しいと思うのも
せいぜい3日くらいのもの。
悲しいかな人間ってそんなもんなのよね。。。
それでもお母さんにとっては
素晴らしい1年半だったわ。
ずっと忘れない!
というわけで、派遣の仕事をやめて
今度はどんな仕事なのかと言うと。。。
今度はフルリモートの契約社員
本当は正社員で転職活動をしたんだけど
3年で絶対追い出されないってだけでも
全然オッケーよ。
それよりなにより、フルリモート。
その上全くの異業種異職種。
大好きだった都会への通勤がなくなり
ここからは完全引きこもり勤務って!
世界が180度変わりすぎて
一体どうなるやら想像もつかないわ。
でもやりたい仕事ができるのは
すっごく楽しみだし
お母さん新しい事って大好きだから
たぶん大丈夫。
ようやくこれでリモート勤務の
日々の現実にブログが追いついたから
これからはリモートな日々が書けるわ。
アラフォー派遣お母さんから
アラフォー契約お母さんになったわけだけど
これからもよろしくね!
お母さんはヨックモックにいた。
明日会社の皆さんに渡すお菓子を買うためにね。
お母さんはいつもヨックモック。
なぜならヨックモックが大好きだから。
渋谷のデパ地下にもね、
いろんなお菓子屋さんがあったから
働き始めてからしばらくは
そりゃ〜うれしくて色々食べ見たけど
結局ヨックモックが一番美味しいな
って思ってから
大事な人にはいつもヨックモックよ。
そんなYMのながっぽそいクッキーと
皆さんへの一言メッセージカードも買って
夜にはカードも書いて
(ああ、明日で最後なのね。。。)
なんてちょっぴり感傷にふけりながら
眠りについたわ。
野口さんの無茶振り業務で
疲れ果ててベッドに入ってから秒で寝たけど。
そしてついに来た最終日。
いつもと何も変わらない一日の始まりだけど
実はこの日常は今日でおしまい
っていう、こういう日はいつも
さよならだけが人生だ
って思うわ。
引っ越すたびにこの気持よ。。。
お菓子とカードといつものバッグを持って
いつもの時間の電車に乗って会社に向かった。
オフィスについて最後の
「おはようございまーす!」
を言って、席についた3秒後
お母さん叫んだから
「ダー!!!」って。
今まで落ち着きだけが取り柄でやってきたのに
最後の最後で猪木登場。
野口さん、邪眼の日野さんが
驚いてなんだなんだとこっちを見たわ。
ハイレベルスルースキルをもってしても
さすがに猪木の叫びはスルーできなかったみたいね。
どうしてお母さんが
最終日の朝にダーってやったかって言うと
ヨックモックを電車の網棚に忘れてきたから。
だってさぁ!
電車混むからさぁ!
邪魔かなって思って網棚に載せちゃったの!
電車降りる3秒前まで
ヨックモックのこと覚えてたんだけど
電車降りる寸前に
ワイヤレスイヤホンが落っこちそうになって
空中キャッチした瞬間
完全に忘れちゃったの!
もうやだー。・゚・(ノД`)
突っ伏してわんわん泣きたいわ。
でも、
不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと
心を燃やさないと。
歯を食いしばって前を向かないと。
私が足を止めてうずくまっても
時間の流れば止まってくれないし
共に寄り添って悲しんでくれない
ってあの人も言ってたし
とりあえず渋谷駅に電話したわ。
それから乗ってた電車の終着駅に電話して
調べてもらって折り返してもらって
30分後、
お母さんのヨックモックが
終着駅の横浜のさらに果てに
流れ着いていたことが判明。
えーん。゜(´Д`)゜。
でも、見つかってよかった。。。
横浜の更に果の駅の駅員さんに
100回お礼言って、後で取りに行く約束をしたわ。
そんなわけで最後
挨拶のお菓子もないけど
社員の皆さんに順番に別れの挨拶を済ませた。
山田君の時に恐ろしいほどのドライさを
見せつけられていたから
お母さんになんて目も合わせてくれないんじゃないか
って覚悟してたけど
まぁ、派遣のおばちゃんだからね。
なんにもしがらみもないし
皆拍子抜けするほど
優しく温かい言葉をかけてくれて
コロナが落ち着いたらまた会おうね。
渋谷に来たら遊びに来てね。
って言ってくれたのが
社交辞令でも嬉しかったわ。
餞別にかわいいクッキーももらって
最後の最後、野口さんと社長と
3人で涙と笑顔のお別れをしたわ。
そしてオフィスを出た瞬間思ったことは
(もう転職はしたくない!。゚(゚´Д`゚)゜。)
だって寂しいもの。
もうこんな思いしたくないわ。
みんながスーパードライでも
野口さんが鬼でも
社長が無関心でも
今思うとすべてが愛おしいってものよ。
オハイオから帰る時も
こんな気持だったわぁ
お別れなんてこれでしばらくないだろうって
あの時思ったのに
わずか1年半でまたお別れだなんて。
でもね、いつまでもジメジメしてられないわ。
だってお母さんは次の仕事が待ってるし
それよりなにより今は。。。
ヨックモック取りに行かなくちゃ。
ってことで気を取り直して電車に乗って
はるか遠い駅まで取りに行ってきた。
壁にプロジェクター?かなんかが写してあって
やたら近未来な駅だったわ。
ここでみどりの窓口てきなところに行って
ヨックモック知らんかね?
って聞いたら、すぐでてきた。
ここでまた駅員さんに100回くらいお礼を言って
せっかくだから下車して散歩でもって思ったけど
こんなご時世だし自粛してそのまま
とんぼ返りすることにしたわ。
そして次の日、宅急便で会社宛に
ヨックモックを発送して本当におしまい。
毎度のことだけど、別れって一瞬よね。
もういつもの電車に乗ることもないし
オフィスに行くこともない。
野口さんと社長とは
いつかまた会うかも知れないけど
他の人達とはもしかしたら永遠のお別れ。
だって、学生時代からそうだもの。
今までお別れした人たちの99%は
そのまま二度と会うこともなければ
連絡先も知らないままだもの。
そんでそれを寂しいと思うのも
せいぜい3日くらいのもの。
悲しいかな人間ってそんなもんなのよね。。。
それでもお母さんにとっては
素晴らしい1年半だったわ。
ずっと忘れない!
というわけで、派遣の仕事をやめて
今度はどんな仕事なのかと言うと。。。
今度はフルリモートの契約社員
本当は正社員で転職活動をしたんだけど
3年で絶対追い出されないってだけでも
全然オッケーよ。
それよりなにより、フルリモート。
その上全くの異業種異職種。
大好きだった都会への通勤がなくなり
ここからは完全引きこもり勤務って!
世界が180度変わりすぎて
一体どうなるやら想像もつかないわ。
でもやりたい仕事ができるのは
すっごく楽しみだし
お母さん新しい事って大好きだから
たぶん大丈夫。
ようやくこれでリモート勤務の
日々の現実にブログが追いついたから
これからはリモートな日々が書けるわ。
アラフォー派遣お母さんから
アラフォー契約お母さんになったわけだけど
これからもよろしくね!
コメント
コメント一覧 (6)
先週の火曜日、大っ嫌いな同期パートババアにムカつき、今まで我慢してた気持ちがプツンと切れまして。
辞める覚悟で職場に置いてた事務スリッパ、ランチバック全部持ち帰って、次の日、上司に電話。ババアの悪行をチクリ、アイツさえいなければ仕事を続けたいけど、アイツがいるからもうムリムリ。と申し上げましたの。
上司、気を使ってババアと離れたら場所に配置を変えてくれたので、明日から再び出勤します。なんと、席は2番目に偉い上司の目の前で隣は一番偉い上司。私、もう白目むいてるけど、取り合えず、明日行ってきます。
きょうこさん
その同期パートババアは一体何をしてそんなにきょうこさんを怒らせたんですかね?!
きょうこさんだってキレるまでは辞めたいと思うほどに追い詰められてさぞかししんどかったでしょうに。。。ちゃんと気持ちを伝えて素晴らしいです。
とりあえず対応してもらえて良かったですね!
明日からエラい上司の方々に囲まれて緊張もありそうですが、誰も危害は加えてこなさそうで最強じゃないですかw
きょうこさんなら明日も大丈夫です!
私の心の友であり師よ!!!
お母さんから、大丈夫と言われると憂鬱な気分も吹き飛び、大丈夫な気持ちになります!!!
ババアは、私の大のお気に入りのザ昭和なアナログ仕事を初日から私にも息つく暇もないくらい愚痴りまして、この2ヶ月ずっと仕事の愚痴と同じパート仲間への悪口三昧で私に負の圧をかけてきたのですよ。
人間、猛烈な愚痴をもんのすごい圧で2ヶ月間、毎日言われ続けると、こんなにもダメージを受けるものなのですね。
明日に備え、某通番サイトから購入したオネェ美容家イチオシの美顔棒で顔をなでつけ、夜のうちから髪を巻いて仕込み、さらにはお母さんからの励ましのお言葉!!!お母さん、鬼に金棒でございますよ!!!お母さん、ありがとうございます!!!
きょうこさん
心の友で師とは恐れ多くも光栄です(´∀`*)
なるほどー悪口三昧系ですか。その方もそんなに悪口を言うほど心に色々たまってるんですかね。それはそれでしんどいでしょうね。
仕事の愚痴と悪口は私も若い頃はすっごくやってました。今思うと聞かせた相手に申し訳ないです。今日のところはババアの代わりに私がきょうこさんに謝っときますんで勘弁してやってください。
めんご!(^ν^)
髪巻いてお綺麗にして出勤なんて素敵です。最後まで凛としたきょうこさんで駆け抜けて下さいね!
お母さんは義理人情に厚いんですね
ヨックモックのあの長いやつおいしいですよね♪
meさん
華麗なる転身と言うには、結局正社員で就職できてないんで微妙な転身ですがw嬉しいです。ありがとうございます!
私は義理人情大事にしてますよー(#^.^#)
ヨックモックの長いやつって、食べやすさも含めてほんと好きです。