昨日は数ヶ月前に出会った
不思議族の貞子の話を書いたけど



今朝は久々に朝から
不思議族に出会ったわ。
しかも2人連続で('A`|||)
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朝いつもの駅のホームに降りたら
すごい人でごったがえしてたのよ!



あー、電車遅れてるんだ。。。



混んでるし遅れるし最悪なのよねー
電車の遅延て!



でもまあ仕方ないわ。
そういう朝もあるわ。。。



と、諦めて電車を待った。



すぐに電車が来たけど
ドアが空いたらそこはすでに
予想通りの鮨詰め状態よ。



お母さんの乗る余地なし。
お母さん以外の人たちも余地なし。



でも、乗らないわけにはいかない
悲しい労働者の我々は
電車の中のイワシやサンマたちに



すいませんねー、入れて下さいねー



と、頭を下げながら
無理やり自分の身を押し込み
鮨の一員にならざるを得ない。



お母さんははじっこの車両に乗ったから
ドアを入ってすぐ横は壁になってたのね。



そんで、
そこの壁に寄りかかってる若い女性が
足をすごいこっちに伸ばしてんの。
例の如くスマホ凝視しながら。



頑張って描いたこの絵をご覧ください。
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黒いのが壁
赤いのが件の女性
青いのがお母さん



お母さん、足のやり場がないわけ。
すごい混んでるのに
この女性ってば自分の姿勢を
頑として貫きたいわけよ。



えー(;´д`)足どけてよー



と願っても退けてくれるはずもなく
仕方ないから
大股を開いて、彼女の横の方に
足をグッと伸ばして踏ん張ったわ。



そしたら今度は
足を横に置いたお母さんが気に入らないのか
体でお母さんの腕を彼女の肘で
ぎゅうぎゅう押してきた!



痛い痛い。。。いてて(;´д`)



痛いわボケ!



ちょっとー、不思議族の出現よ!
昨日あんな話を書いたから
呪われたのかしら?!



彼女、目線を一心不乱にスマホに落としながらも
お母さんに対する攻撃の手を緩めない。



この若造、
こんな事していいと思ってんの?



こんな、身なりのキチンとした大人に
よくそんなことするわよね。
怒られるとか思わないの?



不思議族という人種はどうやら
反撃される可能性については
考えられないようね。



でもまあ、お母さんも大人だからね。
これくらいの事で熱くなって怒ったりしない。



大人の余裕でグググっと耐えていると
次の停車駅で不思議族は降りて行った。



はー、やっといなくなったわー
まったく朝からついてないわね。。。



と、ホッと胸を撫で下ろすと



不思議族のやつ、降りる時になんと
お母さんの腕をグーで殴ってきたのよ!
信じられないわ!
そんなことする?



なに、実はお母さんが
あんたのお母さんの仇がなんかなの?!



流石、不思議族の末裔。
意味不明のしつこさ。



お母さんむかついたけど
電車を降りて追いかけるわけにもいかんし
でもどんな顔してんのか見てやろうと思って
その女性が降りて行っても目で追ってたの。



彼女は向かいのホームで乗り換えみたいで
反対側の電車を待ち始めたわ。



すると、不思議族ってば
ゆっくり振り返ってこっちを見てくるじゃない!



彼女の顔を見たら、不思議族ってば
いきとのがかりのボーカルの人に似てる
人の良さそうな顔!



わたしはーいま、わたしはーいま



って歌声が脳内に流れたわっ!



不思議族め、
やっぱり悪い事したもんだから
こっちの反応が気になってたのね。



目があったならやれることはひとつ。
瞬間、お母さん
すかさず腕を振り上げて



中指をおっ立てて見せたわ。



しかし直ぐに



(;´д`)
しまった!これじゃない!
と思い直し、



親指を立てて逆さにして
ひっくり返し



Go to hell‼︎


って言ってやったわ。目で。
林修先生みたいなドヤ顔で。
マスクしてたから目しか見えないけど。



そしたら不思議族、びっくりした顔してた。
ヨシ、効果アリね!
ちゃんと通じたかしら?


親指を下に向け続ける
お母さんに釘付けになってる
不思議族をホームに残して
お母さんを乗せた電車は走り出した。



フフフン
不思議族の悪行に一矢報い
ちょっとだけスッキリよ。



と、



電車内に視線を戻すと
隣に立つ女性の視線を感じた。



見てるな。



お母さんはそっちの女性を見ないけど
見られているのがわかる。



まぁー
み、見るよね(; ̄ェ ̄)



隣の人が、しかも大人の女性が
急に中指立てたり親指ひっくり返したら
何かと思うよね。



しかも中指立てるって中2かよ!
って思うよねそうよね。



ちがうの、オハイオで
中指を立てまくって暮らしてた後遺症なの。
中二病ではないの。もう40歳過ぎてるの。



何食わぬ顔をしてスマホを見ながら
隣の女性に心の中で言い訳をしたわ。



マスクの下でくちびる噛みしめながら。



恥ずかしくなって
ちょっと移動して吊革につかまろうと
そそくさと何歩か歩いたら
お母さん動揺してたせいか
年配の女性の背中にぶつかっちゃって



あ、ごめんなさい



って謝ったんだけど
今度はその年配女性に



オイ!



って言われたわ。



オイ!って。
オイ!なんて言う?



公衆の面前で
オイなんて言われてるのって
指名手配班の小池くらいじゃない?



謝ったのにひどい。゚(゚´ω`゚)゚。



老いも若きも
この世は不思議族で溢れているわ!



でも、よくよく考えてみたら
やられたらやり返さないと
気が済まないお母さんも
十分に不思議族の末裔よね!



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