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先日アメリカの高級スーパーホールフーズで
買い物をしていたときの出来事。

今週のセール品のお肉を吟味していたら、
知らない白人の老婆に話しかけられたわ。

 

「あんた、その肉どうやって食べるの?」ってね。

 

お母さんのかごの中には豚バラ肉の塊が。
そうかー、アメリカ人は豚バラ肉で
角煮を作るっていう素晴らしいアイデアがないわけね。

 

牛肉をいい感じにジュッと焼くか、
もしくは煮込むかだものね。

ジュッと焼いてから煮込むんだよ!
って教えてあげないとね。

 

お母さんは醤油と砂糖で美味しく煮込む
角煮の作り方を老婆に頑張って説明したわ。

 

ところがよ。
熱心にお母さんの説明を聞く老婆の姿に違和感を感じちゃったわけ。

 

ちょっと待てよと。

よく見たらこの老婆、身なりが汚すぎるんだけど?!
服、ヨレヨレだしところどころ破れてるんだけど?!
なにその格好?どうしたの?!

 

ここはセレブ達も愛用するホールフーズざますよ?!
Walmartとは違うんザマスよ?!


このお店はいちいちすべての商品が高くて、
フィレミニョン肉なんて1パウンド40ドルもするんザマスよ!?

 

未だかつて、ホールフーズで太ってる人や
身なりの汚い人を一度も見たことがなかったから、
一見ホームレスにも見える老婆の姿に驚いたわ。

 

(やだちょっと、この人やばい人なんじゃないの?)

 

そう思ったお母さんは危険を回避すべく、
笑顔でかつ足早に老婆の元を去ろうとしたら
老婆、引き止めてくるじゃない。


そんで彼女、お母さんに「一緒に野菜と卵を選んでほしい」
っていうわけ。

絶対におかしいでしょこの状況。
同じ食べ物選ぶはずがないアジア人の私に
なぜ買い物を付き合わせるの?

 

そんなもんスーパーの店員さんに頼で頂戴よ。
あの人たちかなりのプロフェッショナルなんだから。

だいたい私のクソなまり英語聞き取れてるのかも甚だ疑問だわ。

 

でもお母さん優しいから断れないわけ。
こういう時ノーって言えないのよね。

 

汚い格好してるし歩くの遅いし若干くせえし、
お母さん本当は嫌だったんだけど
老婆の頼みを断れなくて
しかたなく一緒に卵と野菜を選んであげたわ。

 

野菜を選ぶ時もいちいち老婆は
「この野菜はどうやって食べる?」
みたいなことを聞いてくるわけ。

 

えーなに?アジア人の生態調査ですか?

 

ほうれん草を茹でて醤油かけて食べる、
とか聞いても絶対に参考にしないわよね?
だいたいお宅に醤油ないでしょ。

 

高級スーパーホールフーズの店内を、
ボロボロの服を着た老婆と一緒に買い物をするという、
意味のわからない流れに一抹のとまどいを感じつつも
2人で仲良くレジまでたどり着いたわ。

 

そしてお会計を済ませて一緒に駐車場まで出たのよ。
そこでお別れの挨拶をと思って、
ちょっと立ち話しついでに老婆が
この辺に住んでる人なのか聞いてみたわ。

 

すると彼女は自分の家は隣町だと言うわけ。
だからお母さん、
「ああそう、私も隣町よ。今日はどうもありがとう、楽しかったよお元気で!」
と返して老婆とはそこで別れたわ。


つづく!

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