息子たちは学校から帰るのがだいたい4時。
そこからおやつを食べ始めてテレビ見て
休憩しておやつ食べてトイレ行って、、
とかやってるといつの間にか5時半!

息子達、特にながおは現地校の勉強に加えて
日本語補習校の宿題さらに日本の通信教育もやってて、
毎日けっこうなボリュームの勉強ノルマが課されてるわ。

親から見ても、小さいのにたいへんねー!って
ちょっとかわいそうにならなくもないけど
本人の希望もあって頑張らせてるわ。

でもね、そうは言ってもね。
毎日学校から帰ってきて勉強なんて嫌に決まってる。

しかもピアノの練習も毎日だし、
今は野球も週に2、3日あるから
本当に遊ぶ時間が少ないわ。

本当は勉強なんて集中して
30分から1時間ぐらいで終わらせて、
外遊びなり漫画なりフォートナイトなり
させてあげたいわけ。

ガミガミ言ってもやる気が出るわけじゃないし。

こうなったらもう、強硬手段で行って見よう!
そう思って2人をつれて近所の図書館で
勉強することにしたわ。

お母さんも一緒に行ってブログでも書こうっと。

息子達に今日は図書館でお勉強をしようと
伝え、必要な本や道具を用意させたわ。

ながおもつぐおも、図書館での勉強は
新鮮でうれしいのか
2人でアイスキャンディを食べながら
アホみたいなラップを歌いながら準備してたわ。

やたら浮かれて「ヘイブロー、オイヤー」とか
連発しててなんか嫌な予感がするけど。

そしてそれぞれ勉強道具を持って
車に乗り込み図書館に到着したのが4時半。

平日の夕方なのに結構混んでて、
3人で座れそうなテーブルはひとつしか空いてなかったわ。

ちょっと速足で空いてるテーブルに荷物を置くと、
息子たちは本を借りたいと言い出したわけ。

まあ、図書館だし?本いっぱいあるしいいんじゃない?

テーブルに勉強道具を放り出して
児童本のコーナーへ本を探しに行ったわ。

そして約20分後、つぐおが気にいった本を持ってきて
いざお勉強スタート!

のはずがね。

つぐおが勉強道具を入れてきた手さげ袋を
いつまでもガサガサとやってると思ったら
気まずそーな顔してお母さんを見てるわけ。

母「なによ。なにその顔。」

次「忘れた。。。」

母「は?」

次「勉強道具忘れた。なんにもない。」

母「は?」

本当は大きい声で

「HA?!」

って言ってやりたかったけど、
ここは図書館。
小さーい声だけど青筋立った顔で
精いっぱいの「は?」を繰り出したわ。

まあ、まあ、いいわ。
どうせつぐおのお勉強なんて大したことないし。
そしたらその借りてきた本を読んでなさい。と。

まったく。いやな予感してたのよ。
あいつらふざけてる時ってほんっとに
頭空っぽのボケナス状態だからね。

ちゃんと注意しておけばよかったわ。

その様子を見ていたながお氏。
次男が本を読むなら自分も5時くらいまで
読書したいと。

まあ、まあいいでしょう。

読書大事だからね。してきなさいよ。

あっちのソファでね。
お母さん今若干イラっと来てるから
お互い距離を置こうじゃない。

そうしてお母さんから少し離れて
本を読む兄弟。
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しばし静かな時間が流れたわ。

ほどなくしてながおが
すっぱい顔をして近づいてきて
「お母さん、ちょっとトイレ行ってくるわ」

って言うわけ。

ああ、トイレね。行ってきなさい。
つぐおと行ってきなさいよ。

すぐそばだったけど一応二人で行かせたわ。
危ないからね。アメリカ危険だから。

10分後くらいに、つぐおが一人で戻ってきて

「お兄ちゃんトイレなげえ!
もう一人で本読んでていいでしょ?」

と、トイレで散々待たされた様子のつぐおが
業を煮やして一人戻ってきたわ。

知ってる。長いのよあいつはいつも!
そうして結局戻ってきたのがもう5時20分。

結局あいつ、ここに来てからもうすぐ1時間たつけど
本選んで読んで、ウ〇コしただけじゃない!

あーだんだんイラついてきた。

母「もういい加減やりなよ。1時間たつよ。」

精いっぱいイライラを抑えてながおに勉強を促したわ。

するとながお、「わかってる大丈夫。今やる気出してた」と。
得意げな顔しちゃったわけ。

持ってきた手さげをガサガサやってたかと思うと、
急にガサガサの手が止まって
テーブルの上にテキストをパサッと出し

小さい捨て猫のような
か弱い顔してこっちを見てる。
なんならちょっと震えてる。

母「なによ。なにその顔。」

なんかさっきも同じこと言った気がするけど。

長「間違えた。。。」

母「は?」

次「持ってくるもの間違えた。
これもう終わってるやつだわ。」




もぉぉぉぉ。。。

嫌な予感的中すなや!




母「。。。 はぁ?」

本当は大きい声で

「HAAAAAAAN?!」

ってやってラリアットの一つでも
かましてやりたかったけど、
ここは図書館。

目ん玉ひん剥いてにらみつけてやったわ。

それはまるで
怯えた子猫 VS 激怒ゴリラ

怒鳴りつけてこそないけど、
まわりに見られたら警察に通報されそうなくらい
怒りグツグツオーラ全開よ。

いつもそうだけど、怒っても仕方ないからね。
わかってるけど言わずにいられないわ。

「あんた、このクソ忙しい夕方の時間に
アンタたちがいつまでたっても勉強始めないから
そのためにここ来てるのわかってんのかオイコラ。

帰ったら夕飯あんたたちで作れ。
今日の夕飯は豚の角煮だぞコラ貴様。
副菜はブロッコリとスパムの炒めたやつだぞこの野郎が。

米は2合炊けよバカ野郎。
お母さんには昨日の残りのマーボ豆腐もチンして出せやオイ。」

図書館で説教とかやっちゃいけないのわかってるけど
止められない。

会話の内容は周りの人はわかんなくても
明らかに低い声でめっちゃ怖い顔で
2人を並べて延々話すお母さんは
まわりのテーブルの人たちにちらちら見られて
いたたまれなくなって帰ったわ。



何しに来たのかしら?!
夕方の時間を有効的に使いたくて来たのに
3人で時間の無駄をしに来てバカみたいじゃない!

やり場のない怒りが止まらないわ。

仕方ないわ。子供を育てるってこういうことなのね。
こんなに怒ってもまた同じ失敗を繰り返すのがわが息子。
きっとまたやるんだわ。

でも。。。

諦めないでまた行くわよ!泣


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今日の1曲
エレファントカシマシ
新しい季節へキミと
 

エレカシは「今宵の月のように」しか知らない、
もしくは「さぁがんばろーぜー!」しか知らない、
そんなエレカシビギナーは聞きやすいこの曲から是非聞いて頂戴。