先生とお母さん、
マンツーマン水彩画教室のお話の続きよ!
お母さん、水彩画教室に参加する その1
お母さん、水彩画教室に参加する その2
------------------------
一方的に気まずい気持ちを抱えるながらも、
せっせと準備を終えるお母さん。
するとさっそく先生はカバンからごそごそと
何かを取り出したわ。
ゴソゴソ、、、
「今日はこれを描きましょう。」とな。
ジャン!
あ、写真なんだ。
それにしてもむちゃくちゃハードル高そうな予感。。。!
こんなのどっから描きだして、
どう描き終えればいいのか
さっぱり見当もつかないわ。
でも今日は先生と一緒だからね。
なんとか頑張ってみる!
始まると先生はいきなり、
パレットに豪快に絵の具を出すと
すごい速さで自分の画用紙に大枠を描き始めた。
さらさらサラサラサラー!!
シュッと。
なんかもうすごいわけ。
ここでもう半分くらいかけてるんじゃないの?
って感じにさらさらっと1分くらいで描くわけ。
そしてお母さんに向かって
「はい、あなたの番。描いてみて。」と。
おいちょっと待って頂戴。
それって最近運動不足だから
ヨガ教室でも行ってみよっかなーって
近所の健康センターに行ったら
いきなりこう言われるのと同等の衝撃
©聖おにいさん
衝撃しかないわけ。
でも先生私一人のために今日ここで
先生をしてくれてるわけだから
お母さん甘えるわけにはいかないわ。
見よう見まねで、先生のように
サラサラサラさラー。。。。っと
描いてみた。
まあ、その写真はないよね。そんな余裕なかった。
そして先生の画用紙とのあまりの違いに
重い沈黙が流れたわ。
でもね、先生はそんなの気にしない。
どんどん行くわよ。
さっき描いた大枠にどんどん花を描いてくわ。
2人仲良く並んでね。
向かって右がお母さんで左が先生。
先生描くスピード尋常じゃない速さ。
なんなら5回くらい筆をなでつけたら
それはもう花になってるわけ。
魔法なの?魔法で描いてる?
一方お母さんは筆をノタノタと
画用紙に走らせれば走らせるほど
花から遠くかけ離れていくのがわかる。
先生ってば、特に色の作り方とか
筆使いとか、書くコツとか教えてくれないのね。
基本的に、
サラサラサラー、はい、やってみて。
のスタイルを貫いてる。
お母さんはそれはもう、必死で追いかけて、
水分補給どころか時々息をするのも忘れる勢いで
一生懸命描いたわ。
でもね、遅いのよ。どうしても
クソのろまなの。
先生、しょっちゅう時計を見ながら
サラサラサラサラやってるの見るから、
お母さん
(そうよね、とっとと帰りたいわよね。。。)
ってますます申し訳なくなるし、
何より絶望的に絵が下手だし
気持ちは焦るばかり。
8時30分終了予定のこのクラスなのに、
8時の時点でお母さんの絵、このていたらくよ
でもね、こっからがすごかった。
あと30分しかないのに、お母さんが
のろすぎてこのままだとあと3時間かかる。
って先生気がついちゃった。
先生のスピードがここからギュンっと上がった。
ダウナーだったはずの彼女が、
急に気合入った雰囲気になってるし。
先生
サラサラサラサラ!!
はい、描いて!
お母さん
ウっス!
サラ、サラッ!サラ!
(ぐうう、手が。。。!)
のリズムで、最後の20分の
鬼軍曹による水彩画ブートキャンプと化し
お母さん、無事描き終えた。
最後の背景塗ってるときとか
目ぇ血走ってたと思う。
先生!
お母さん、最後まで走り抜けたわ!
先生の作品はこちら
うめえな!!!
戦い抜いた二人の作品が並ぶわ。
そして片付けてすべてを終えたのがちょうど8時半。
とても描き終えると思えなかったけど、
先生改め軍曹のおかげで完成できたわ!
終わったら、いつまでもダラダラしてたら
申し訳ないから、お母さんとっとと片付けて
お礼を言ってとっとと帰った。
まるで逃げ帰るかのように。
そして家に帰って、改めて自分の描いた絵を見ると
下手過ぎて絶句したわ。
でも、やっぱり最後まで描き切るのって
下手くそなりにもすごく充実感ある!
遠目で見せたら家族も上手って言ってくれたし。
こんなの絶対に一人じゃできない。
お母さん一生ひとりでプチトマト描いて終わってたはずよ。
できれば生徒がもう少しいて、
息しながら描けたほうが助かるんだけど、
こうして思い返してみても
すごく楽しかったから、お母さんまた行く!
いつかトイレに飾れるくらいの
絵が描けるといいわ~!
ブログランキング
応援ありがとう。。。!!
マンツーマン水彩画教室のお話の続きよ!
お母さん、水彩画教室に参加する その1
お母さん、水彩画教室に参加する その2
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一方的に気まずい気持ちを抱えるながらも、
せっせと準備を終えるお母さん。
するとさっそく先生はカバンからごそごそと
何かを取り出したわ。
ゴソゴソ、、、
「今日はこれを描きましょう。」とな。
ジャン!
あ、写真なんだ。
それにしてもむちゃくちゃハードル高そうな予感。。。!
こんなのどっから描きだして、
どう描き終えればいいのか
さっぱり見当もつかないわ。
でも今日は先生と一緒だからね。
なんとか頑張ってみる!
始まると先生はいきなり、
パレットに豪快に絵の具を出すと
すごい速さで自分の画用紙に大枠を描き始めた。
さらさらサラサラサラー!!
シュッと。
なんかもうすごいわけ。
ここでもう半分くらいかけてるんじゃないの?
って感じにさらさらっと1分くらいで描くわけ。
そしてお母さんに向かって
「はい、あなたの番。描いてみて。」と。
おいちょっと待って頂戴。
それって最近運動不足だから
ヨガ教室でも行ってみよっかなーって
近所の健康センターに行ったら
いきなりこう言われるのと同等の衝撃
©聖おにいさん
衝撃しかないわけ。
でも先生私一人のために今日ここで
先生をしてくれてるわけだから
お母さん甘えるわけにはいかないわ。
見よう見まねで、先生のように
サラサラサラさラー。。。。っと
描いてみた。
まあ、その写真はないよね。そんな余裕なかった。
そして先生の画用紙とのあまりの違いに
重い沈黙が流れたわ。
でもね、先生はそんなの気にしない。
どんどん行くわよ。
さっき描いた大枠にどんどん花を描いてくわ。
2人仲良く並んでね。
向かって右がお母さんで左が先生。
先生描くスピード尋常じゃない速さ。
なんなら5回くらい筆をなでつけたら
それはもう花になってるわけ。
魔法なの?魔法で描いてる?
一方お母さんは筆をノタノタと
画用紙に走らせれば走らせるほど
花から遠くかけ離れていくのがわかる。
先生ってば、特に色の作り方とか
筆使いとか、書くコツとか教えてくれないのね。
基本的に、
サラサラサラー、はい、やってみて。
のスタイルを貫いてる。
お母さんはそれはもう、必死で追いかけて、
水分補給どころか時々息をするのも忘れる勢いで
一生懸命描いたわ。
でもね、遅いのよ。どうしても
クソのろまなの。
先生、しょっちゅう時計を見ながら
サラサラサラサラやってるの見るから、
お母さん
(そうよね、とっとと帰りたいわよね。。。)
ってますます申し訳なくなるし、
何より絶望的に絵が下手だし
気持ちは焦るばかり。
8時30分終了予定のこのクラスなのに、
8時の時点でお母さんの絵、このていたらくよ
でもね、こっからがすごかった。
あと30分しかないのに、お母さんが
のろすぎてこのままだとあと3時間かかる。
って先生気がついちゃった。
先生のスピードがここからギュンっと上がった。
ダウナーだったはずの彼女が、
急に気合入った雰囲気になってるし。
先生
サラサラサラサラ!!
はい、描いて!
お母さん
ウっス!
サラ、サラッ!サラ!
(ぐうう、手が。。。!)
のリズムで、最後の20分の
鬼軍曹による水彩画ブートキャンプと化し
お母さん、無事描き終えた。
最後の背景塗ってるときとか
目ぇ血走ってたと思う。
先生!
お母さん、最後まで走り抜けたわ!
先生の作品はこちら
うめえな!!!
戦い抜いた二人の作品が並ぶわ。
そして片付けてすべてを終えたのがちょうど8時半。
とても描き終えると思えなかったけど、
先生改め軍曹のおかげで完成できたわ!
終わったら、いつまでもダラダラしてたら
申し訳ないから、お母さんとっとと片付けて
お礼を言ってとっとと帰った。
まるで逃げ帰るかのように。
そして家に帰って、改めて自分の描いた絵を見ると
下手過ぎて絶句したわ。
でも、やっぱり最後まで描き切るのって
下手くそなりにもすごく充実感ある!
遠目で見せたら家族も上手って言ってくれたし。
こんなの絶対に一人じゃできない。
お母さん一生ひとりでプチトマト描いて終わってたはずよ。
できれば生徒がもう少しいて、
息しながら描けたほうが助かるんだけど、
こうして思い返してみても
すごく楽しかったから、お母さんまた行く!
いつかトイレに飾れるくらいの
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